EXOに心奪われて❤️

I think about you 24/7 and pray for your health and happiness.with a lot of love. I spell my love for you. I love EXO , Roses and The Tale of Genji.

回転木馬

🌹ベクは私の遊園地

 


綺羅綺羅と走り続ける夢の国

何処へも行けぬ回転木馬

       (聖葉詠)

 

 

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キラキラした美しい装飾を施された

馬や馬車

まるで

物語のお姫様のように

麗しい王子様が待つ

夢の国へと連れて行ってもらったみたい


けれど

 

目にする景色は繰り返されるだけ


同じ所を永遠に周り続けているだけの

回転木馬

そこから何処へも連れて行ってはくれない

 


どんなに美しくても

どんなに煌びやかでも

どんなに麗しい王子様がいても

 


それは本当に幸せなのかしら

 

 

美しさと儚さ

 

美しさが持つ儚さ

 

儚いが故の美しさ

 

 

子どもの頃から大好きな

メリーゴーランド

 

 

だけどね

何だか

こんなふうに感じてしまっていた時があるの

 

 

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そうかぁ

 

と言いながら

ずっと穏やかな眼差しで

視線を逸らすことなく

微笑みながら

私の話を聞いてくれるベク

 

 

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私がまだ

話したいことがあるということを

察してくれながらも

 

時々

相槌をうつように

微笑んだまま

ゆっくりと瞬きをした後

 

ベクが静かに話し始めた

 


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メリーゴーランドの上では

いつも嬉しそうにしていたから

 

聖葉(皆様ご自分のお名前に置き換えて下さい)が

そんなふうに感じていたなんて

 

でも、

 

ベクと私と

同時に言った

 

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うん

 

ベクが頷いて

私が話すよう促してくれる

 

 

子どもの頃に感じていたようなトキメキは

大人になるにつれて変わったり消えたりする、

それは当たり前のことだし

むしろ

いつまでも子どもじゃないんだから

変わらないとおかしい、

て思っていたの

 

 

でもね

 

ベクと出会って

 

そんなふうに思わなくていい、て

 

ベクと居ると

段々とそう思うようになってきたの

 

だから、

 

 

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私の言葉を聞いたベクは

少し口元が緩んで

 

さすが俺

 

心で思ってるよね

そんな顔してるし

嬉しそうなのも

すぐわかる

 

私はそんなあなたが好きなんです

 

自分にそんな力はないよ、

なんて遠慮したり謙遜したりするよりも

私のあなたへの想いを

当たり前のように

自信を持って受け止めてくれる

そんなあなたが

好きなんです

 

 

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なぁ、

お前

涙ぐむのか

ニヤけるのか

どっちかにしろよ

 

 

いつものベクに戻った

 

 

人の話は

いつだって真剣に聞いてくれる

でも

真面目な話を続けるのは

あまり得意じゃなくて

 

照れ隠しなのか

いつもそうやって

おちゃらけ

 

だけど

それは

愛あるおちゃらけだ、て解ってるから

話ながら

ちょっと自分自身でも重くなってきた頃合いの

ベクのそういうところに救われる

 

 

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もしもし?

おーーい

俺に見惚れてただろㅋㅋㅋㅋㅋ

 

 

うん❤️

 

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そうかそうか

さすが俺

 

で!

 

だから、

で止まって

俺のこと見惚れてたけど?

 

だから?

その後は?

 

あ、そうそう

だから

 

あの日一人で乗っていたでしょ

 

あぁ……

女性一人で乗ってて

見慣れたはずのここのメリーゴーランドが

 

なんかさ

 

なんかさっ

 

すげー

綺麗だったんだよ

 

 

照れながらぶっきらぼうに言うベク

可愛いなぁ

 

 

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知らない人に写真に撮られたから

何この人、

て思って

降りてからそのこと確認しようとしたら…

 

 

俺から話しかけた

 

そう

 

 

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あの日

一人でメリーゴーランドに乗るお前を見て

話しかけないままでいられなかった

 

ずっとそこに座って

もしかしたら

お伽話の世界に帰ってしまうんじゃないか、て

 

 

えーー?

私、お姫様みたいだった?

 

いや、そうは言ってない

 

 

でも

私にとっては

 

何処へも行けない、て思っていた

メリーゴーランドが

王子様のもとへ連れて行ってくれた、て

思ったよ

 

 

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はい、お姫様

お手をどうぞ

 

 

 

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あの日思っていたことは

 

あの日ベクに出会ったことで

 

やっぱり子どもの頃に好きだった

綺羅綺羅して

夢の国へ連れて行ってくれそうな

大好きなメリーゴーランドになった

 

一つ違うのは

夢ではなくて

 

ベクは私の遊園地

 

 

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こんばんは。

聖葉と申します。

 

 

久々のベッキョンさんとの

妄想会話。

書いている私は楽しくもあり恥ずかしくもあり。

お読み下さった方は……

いかがでしょう……

 

え?

キモっ?!

😅😅😅

 

そ、そうかもしれませんね😂

 

で、でも

お一人でも

楽しかった、と思って頂けたら嬉しいです☺️

 

この話の中で出てきた写真に撮られた

というのは

実は駅で振り向き様に写真を撮られたことがあり

 

何?

私?

私、

みたいだね……😱

 

ということが過去にありました。

ベクだったら良かったのに

😅😆😁

 

 

 

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