～物語的であり文学的であり～
こんばんは。
聖葉と申します。
「もしもあなたが
いつか歌って下さるのなら」
#1では、
チャニョルさんが
米津玄師さんの『Lemon』を
「ずっとずっときいてます。」
というサイン会での会話から
私がチャニョルさんに歌って頂きたいなぁ
と思う米津さんの歌について書きました。
また「歌詞」というものの魅力を
どんなところに感じるか、
歌詞を表記する文字について
私の思っていることを書きました。
#2ではBUMP OF CHICKENの歌を聴いていて
歌詞に💧というところで
終わってしまいました。
そしてその後は
早急に仕上げなければならないことがあり
なんとなく中途半端なまま
こんなに間が空いてしまいました。
チャニョルさんに
どのような歌を歌って頂きたいのか、
それを一言で表すことは出来ません。
けれど、彼を見ていて
彼の声
彼の持つ人としての魅力
そんなことから
彼に歌って頂けたら
心打たれるのではないかしら
と思う歌について
書けたら良いなと思いました。
🌹
ONE OK ROCK
Takaさんの声とメロディーが
とても好きです。
『One Way Ticket』
この曲はチャニョルさんとギョンスさん
お二人で歌われたら素敵かも、
と思いました。
特にギョンスさんの声が合っているな、と。
Takaさんもギョンスさんも
ハスキーなお声のせいでしょうか。
『C.h.a.o.s.m.y.t.h.』
この曲はTakaさんが親しくなさっている
9人の方々のお名前の頭文字をとり
タイトルになさったものだそうです。
メロディーがとても好きです。
この曲はタイトルからして
Takaさんからそのご友人の方々への歌
だとは思うのですが、
これから社会人になる方への
メッセージと取っても
良いのかもしれません。
特定の方々への歌と限定、区別する
必要は全く無いと思うのですが
でもやはり
Takaさん以外の他の誰かが歌うとなると
その世界観や思い入れが
少し変わってきてしまうのではないかしら。
Takaさんが歌われてこそなのかな、と。
聴いている人の
置かれている状況や人生観によって
とても心に響く歌だなと思います。
🌹
Billie Eilish
少し前のブログで書きましたが
チャニョルさんが最近聴いている
そして
コラボしてみたいと仰っていた
アーティストです。
彼女はまだ10代。
それなのに人生の酸いも甘いも
経験しつくしたよう世界観と感性。
彼女は学校には通ったことがなく
ホームスクールで学び
地元の合唱団などで活動していたそうです。
学校で教えられること、
集団生活の中においての普通はこうである、
という型に縛られることなく
ご自分の目で見て、感じて
それを表現することに長けた方なのだと
思いました。
静かなメロディーでありながら
その歌詞は強く気持ちをぶつけたもの。
激しいメロディーで荒々しく歌うよりも
歌詞が深く胸に刺さります。
青い炎のようです。
🌹
好き
愛してる
会いたい
嬉しい
寂しい
悲しい
これらの内容のことを表現するときに
そのままの言葉でストレートに
表現したほうが良いときと
もっと比喩的に遠回りして表現して欲しい
と思う時とあります。
著した言葉、
その言葉に至るまでの感情の変化を
どのように伝えるか。
それは色であったり
温度であったり
季節の変化する様子であったり。
直接的な説明過程ではなく
実はこのことを言いたかったのだなぁ、と
やんわりと相手に伝わるような
そんな表現をしている歌詞にも惹かれます。
説明的ではない歌詞。
文字として著され
それを声に出して
音として聴覚に訴える歌詞。
けれどそういった
文字上、表面上のものだけではない
歌詞に込められたその奥にある
深いメッセージを感じられるような歌詞が
人の心を揺さぶるのだ、と。
🌹
チャニョルさんは
とても明るくて
時には騒がしくて
熱い男です。
ですが、
人前ではそんな彼も
一人きりのときは
その分とても静かに深く
一つ一つのことに
考え過ぎなくらいに
思い詰めてしまうところも
あるのではないかしら、と
彼の歌を聴いていると思うのです。
そんな彼に歌って頂きたい曲調は
バラードやスローテンポなもの。
彼の優しい低い声を
しっとりと響かせ
ゆったりと伸びやかな歌い方。
歌詞の内容は
甘いものならば
より甘く
悲しいものならば
悲しさを感じさせない
あたたかさと穏やかさ。
彼はそういう歌い方が出来る方。
チャニョルさんは
とても素直に感情を表現されています。
オブラートで包まないところが
かえってストレートに
そして強烈に心に訴えてくるのだと
思います。
それが
『손（Hand）』
何度聴いても涙が溢れ落ちます。
彼の気持ちが
ストレートに表現されています。
心の奥深くまで
じんわりと静かに響いてくる
このような歌が好きです。
メロディーはキャッチーとは
言えないかもしれませんし
展開もさほど起伏がある訳では
ありません。
言葉を大切にした歌。
伝えたい言葉を
メロディーで包むのではなく
心を込めて
優しく
ときには強く
そのためにあるメロディー。
チャニョルさんが歌われるからこそ
彼の人となりと歌詞に込めた想いが
そのメッセージを更に高めているもので
どんなに感動的な歌詞や曲のものでも
誰もが歌い、親しみ、
という曲とはまた違うと思います。
『gravity』歌詞
僕の心は相変わらず
君を引き寄せているんだ
～
いまだに僕を引き寄せる
君の重さは 僕を飲み込み続ける
離れていく彼女を掴みたい気持ちを
重力に例えて。
『Heaven』の歌詞
空が落とした星 それはまさに君だから
『With you』の歌詞
煌々と照らすあの星たちを見ると
君を見ているみたいだ
～
全ての光が消えるとき
今日の夜みたいに必ずどんな時でも
僕と永遠に輝いて
どちらの歌も歌詞全体が
とてもロマンチックで可愛らしいです。
恥ずかしくなるほどの比喩でもありませんし
そうかといって
額面通りというような言い回しでも
ありません。
純粋な気持ちを
素直に表現した
彼そのものを歌詞にしたような
そんな雰囲気が感じられる歌です。
物語的であり
文学的であり
ときに
感傷的である
そのような歌をこれからも
彼には作って頂きたいですし
歌って頂きたいです。
ここまでお読み頂きまして
ありがとうございました。
画像、訳は全てお借りしています。
ありがとうございます。
