🍑万葉集と妄想
春の園(*)
紅にほふ
桃の花
下照る道に
出で立つ娘子(をとめ)
万葉集 巻第十九
4139(旧国歌大観番号)
4163(新編国歌大観番号)
【現代語訳】
春の園、園一面に紅く照り映えている桃の花、
この花の樹の下まで照り輝く道に、
つと出で立つ娘子よ。
*春の園か春の苑か、「園」の表記について
万葉仮名で書くと「春苑」となります。
家にある本4冊を見てみると
園と苑がそれぞれ2冊ずつでした。
今回現代語訳を参考にさせて頂きました本は
「園」でしたのでこちらで書きました。
【参考文献】
新版 万葉集 現代語訳付き
伊藤 博訳注 角川ソフィア文庫
まだ肌寒い春の日に
僕は君に出会った。
あの日
僕は幻を見たのだと思った。
桃の花の精を見たのだ、と。
紅い花を見上げ
そっと手を伸ばし
届かなくともその指先からは
花をとても愛おしく思う様子が
うかがって取れた。
まるで花と会話をしているかのような君に
僕は暫し見とれていると
君がゆっくりと振り向いた。
少し驚いたような君の表情。
そして
桃の実ように
ほんのりピンク色に染まっていく頬。
君が身を翻したとき
僕は
待って
と声にならない声で叫んで近付くと
ひらりと靡いた
白いワンピースの裾だけが
視界に残り
君は桃の園へと消えてしまった。
桃花染めの(ももそめの)
浅らの衣
浅らかに
思ひて妹に
逢はむものかも
万葉集 巻第十二
2970(旧国歌大観番号)
2982(新編国歌大観番号)
【現代語訳】
桃色染めの色の浅い着物、
その色浅い着物のように、
あっさりと軽い気持ちで
あなたに逢ったりするものか。
【参考文献】
新版 万葉集 現代語訳付き
伊藤 博訳注 角川ソフィア文庫
言葉も交わしていない君に
あの日から
僕は心を奪われた。
朝の柔らかい陽の光に目を覚ますと
生毛のある桃の実のような頬の君が
僕の目の前で静かに寝息を立てている。
君に出会ったあの日から
ずっと夢見ていたこの光景。
そっと君の頬の生毛に触れると
ゆっくりと瞼を開いて
微笑む君
君は出会った頃と変わらず
恥ずかしそうに頬を染める
僕の大切な人
君は僕の可愛いPeach
こんにちは。
聖葉と申します。
カイくんの桃、複数形。
どんなコンセプト?と
初めて見た時思いました。
何か
カイくんと桃て、
とてもエロティックな感じもありますし、
凄く文学的な感じもするんです。
で、どちらかと言えば後者。
桃、といえば頭に浮かぶのは桜桃忌。
太宰治ですね。
と言っても桜桃はサクランボ。
単に桃という字繋がりです。
カイくんの持つ雰囲気が
色々なことを妄想させてくれます。
ですが
流石に「桜桃」の内容とカイくんは
あまりにも違い過ぎます。
甥っ子くん姪っ子ちゃん、
バラエティでお子ちゃまと接する彼は
子ども大好きで、
本当に素敵なパパになるだろうなぁ🥰
と思います。
カイくんを作家さんに見立てた極々短い
妄想小説を以前にブログで書いたのですが、
自分ではかなりお気に入りです😆
今回のアルバムタイトルは英語。
🍑と🍒の英語でのスラングは
🍑はすてきな人、魅力的な人
🍒は性的な意味があります。
私のTwitterの名前の前後に
🌹と🍒を付けてありますが、
これは薔薇好きでヨリペンだからです。
チャニョルちゃんはちゃんと呼ぶけれど
🍒な訳ない……🤭おいおい😅🤫🤫🤫
🍑のスラングで、可愛らしさとエロティックさを
ミックスしたような、そんな妄想話を書きたいな
と思いました。
カイくんはその両方の魅力を持った方です。
彼の魅力は2つどころではありませんけれどね。
今回はとってもとっても
純なお話になりました🥰
カイくんの、こういう表情が、
— 🍒🌹聖葉🌹🍒 (@__Seiha__) 2021年11月21日
とても好き🍑❤️#카이 #KAI #カイ#엑소 #EXO@weareoneEXO pic.twitter.com/8msZtLmDQN
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