🌹枕草子風に
こんばんは。
聖葉と申します。
春はCBXの歌が聴きたくなります。
上のお写真を見ていると
春の柔らかい光に包まれた
優しい笑顔の三人の笑い声が
聞こえてくるようです。
『枕草子』の冒頭より。
春は、あけぼの。
やうやう白くなりゆく、
山ぎは少し明かりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
春は夜がほのぼのと明けようとする頃
（が良い）。（日が昇るにつれて）
だんだんと白んでいく、
山際の辺りがいくらか明るくなって、
紫がかっている雲が
横に長く引いている様子（が良い）。
春の良いとするところの景色と
CBXの三人のほんわかした雰囲気とが
似ているような気がしたのです。
このブログの最初の記事は
（ご挨拶記事除く）
ベッキョンさんのお声についてでした。
下記のように書いておりました。
↓
彼の声を例えるならば、
季節は晩秋から初冬。
澄んだ空気、
雲を赤く染め上げる夕焼けの頃。
どこか儚く切ないけれど、
一日が終わろうとする安息から
あたたかい気持ちにもなります。
普段は太陽のように
その場にいる人たちを明るく照らし、
楽しさでいっぱいにしてしまう彼。
でも、バラードを歌うときの彼は
同じ太陽でも、
夕陽のように、沈み始めると
一気に見えなくなってしまう儚さと
それをずっとみつめていたくなる
穏やかな光りを放つのです。
『枕草子』より。
秋は夕暮れ。
夕日のさして山のはいと近うなりたるに、
〈中略〉
日入り果てて、風の音、虫の音など、
はたいふべきにあらず。
秋は夕暮れ（が良い）。
夕日が差し込んで
山の端にとても近くなっているときに、
〈中略〉
すっかり日が落ちてから（聞こえてくる）、
風の音や虫の鳴く音などは、
言うまでもなく（すばらしい）。
この記事を書いたとき
『枕草子』のことは
全く思い浮かべることもなく
彼の声から感じたことを
書いただけなのですが、
昨日から「春はちべし」などと
心で呟いているうちに
ん？これって『枕草子』？
と思い、
今こうして冒頭文を書き出してみましたら
ベッキョンさんのお声について
私がいかに好きか、ということと
清少納言が春夏秋冬の良しとするところ、
自然現象の美しい景色やその場面に
人の心は動かされる。
だから
私は彼のお声を季節に例え、
その季節の美しい景色として
表現したのかもしれないな、
と思ったのです。
また、彼の歌声を
このようにも書いておりました。
↓
切なく心に訴えかけ
その奥底に響く彼の声は
哀しい歌であっても
哀しさで一杯になるのではなく
優しく心を落ち着かせてくれます。
だからこそ余計に涙が溢れるのです。
囁くように、語りかけるような彼の声は
暖かな春の陽ざしに穏やかに包まれたような
幸せな気持ちになります。
晩秋から初冬と言ったり
暖かな春の陽射しに、と言ったり😅
つまり
彼のお声の色から感じる季節は
晩秋から初冬ですが
それだけではないものがある
ということで
春の陽射しが出てくるのです。
大好きなOST。
最後、ベッキョンさんのお声で
恋人になってくれませんか、
という歌詞にメロメロに溶けます。
Paper Cuts - EXO-CBX [JPN/ROM/ENG COLOR CODED LYRICS] - YouTube
日本語の意味を理解し
それを大切にして
歌って下さっているからこそ
歌詞とメロディーとが
彼らの歌声によって生きてきて
とても胸に染みる歌となりました。
ジョンデさんは
EXOのとき
CBXのとき
ソロのとき
それぞれで違った歌声を
聴かせて下さいます。
ソロのときは完全に
その歌声にやられましたよぉ。😊
EXOでのメインボーカルがお二人、
そこへ
ソフトな音色のお声のシウミンさん。
彼のお声は本当に春がピッタリ。
絶妙なお声の組み合わせです。
この三人だからこそ
～春はCBX～
という思いになったのです。
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