EXOに心奪われて❤️

I think about you 24/7 and pray for your health and happiness.with a lot of love. I spell my love for you. I love EXO , Roses and The Tale of Genji.

嫁ぐ~チャニョル編~

🌹その姫君、

いとそびやかなれば

 

*古語で「そびやか」とは

背が高いさま、すらりとしたさま

をいいます。

 

 

こんばんは。

聖葉と申します。

 

 


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チャニョルさんとベッキョンさんを

それぞれ女性として

それぞれに嫁ぐという妄想小説の

 

今回はチャニョル編です。

 

まずはこちらを

ご一読頂ければと存じます。


ベクとニョルの妄想小説について - EXOに心奪われて❤️

 

 

 

🌹

 


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うちの姫様は

女の私たちも憧れるほど美しくて

染色も着物のお仕立ても

琴や琵琶もお上手で

歌を詠めば

殿方の心を虜にするものばかりなのに・・・

 

はぁ・・・

 

 

女房たちは

姫君が一つ歳を重ねる毎に

ため息が深くなっていくのでした。

 

 

背が高過ぎる

という理由だけで

なかなか嫁ぎ先が決まらないなんて

不憫なことでございます。

 

 

左大臣家の姫君チャニョル。

 


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美しさのみならず

詩歌管弦にも優れているという

その姫君の噂は

良家の子息の間では

有名な話でございました。

 

チャニョル姫と縁を結ぶということは

左大臣家と縁を結ぶことになり

美しい妻を娶れる上に

左大臣家の後ろ楯があれば将来は安泰

この上ないお相手のはず。

 

なのですが・・・

 

世の中そう上手くは

いかないようでございます。

 

 

「姫様

今日もこんなに沢山の文が

届いております。」

 

『ありがとう。

そこへ置いて下さい。』

 


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優しく微笑むその顔には

どこか諦めのような寂しさもありました。

 

それもそのはず

文を交わせば交わすほど

その歌の上手さに

逢いたがる殿方は増え

いよいよか!と女房たちも

胸をワクワクさせておりますのに

一晩通うと

パタリと音沙汰無しに

なってしまうのだもの。

 

 


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詩歌管弦に優れ

美しく

求婚者が絶えることのない姫君

 

でも

いまだに結婚はしていない

どんな姫君なんだろうか・・・

 

「その姫君に逢ってみたいね。」

 

と仰るこの若き麗しい君は

帝と側室の間に生まれたベッキョン皇子。

 

歌(和歌のこと)のセンスは抜群で

その舞姿は

見たものは老若男女問わず

うっとりと心奪われるというお方。

 

 

「早速文を届けておくれ。」

 

ベッキョン皇子の使いの者が

チャニョル姫の女房のもとへ参られると

女房たちはいつにもまして

そわそわし噂話に花が咲いたのでした。

 

『まぁ、ベッキョン皇子から。』

 

暫くして姫君は困惑した様子で

女房に仰いました。

 

『どう致しましょう・・・』

 

「どうなさいました?

姫様、歌はお得意でいらっしゃいますのに。

いつものようにお詠みになられれば

大丈夫でございますよ。」

 

『そうなのだけれど、今宵

私の琴が聴きたいからいらっしゃる、と。

そのような急なこと、どう致しましょう。』

 

 

「姫様!なにを戸惑っておいでですか!

是非、お招きする旨の返歌を!」

 

女房は姫君よりも喜んで

そして気合いの入った励ましを致しました。

 

『でも、初めて文を頂きましたのに

いきなりお招きするのは

はしたない女だと思われてしまうわ。』

 

 

「それは、皇子様のお望みになられることを

無下にはお断り出来ませんので致し方なく、

本当はそのような急なことは、という

雰囲気を込めた歌になさいませ!」

 

 

チャニョル姫は

本当に気の進まないご様子で

それでも、文の送り主が

皇子様でいらっしゃいますから

女房たちの言うような返歌を

桜の花弁の透かし模様が入った料紙に

したため

皇子様の使いの者に渡しました。

 

「料紙の選び方のセンスも良い

姫君のようだ。」

 

と受け取ったベッキョン皇子は

料紙と料紙から仄かに薫る香に

微笑まれました。

 

そうしたやり取りをなさり

3日目の今宵。

 

 

空には星が煌めき

月は冴え

御簾越しに見えるベッキョン皇子も

輝くばかりの美しさ。

 

チャニョル姫は琴を奏で始めました。

 

2曲目を始めようとしたとき

 

「とても美しい音色だね。

そのような美しい音を奏でる姫君の手は

どんなに美しいことだろう。」

 

そう仰るベッキョン皇子が

スッと立ち上がりました。

チャニョル姫は

御簾が微かに揺れたことに驚き、

身を翻そうとなさいますが

御召し物が重くそう簡単には動けません。

姫君の衣擦れの音をお聴きになり、

 

「姫、どうか怖がらないで。」

 

というベッキョン皇子のお声が

聴こえたかと思うと

御簾を捲り皇子様が中へ

一歩踏み入れられました。

 

チャニョル姫が御召し物の袖で

お顔を隠そうとなさいますが

ベッキョン皇子の手が

姫君のその腕を掴む方が早かったのでした。

 

「なんと・・・」

 

ベッキョン皇子は腕を掴んだまま

姫君のあまりの美しさに立ち尽くして

いらっしゃいます。

 

つややかな黒髪

透き通るような白い肌

ほんのり桜色に染まった頬

花びらのような愛らしい唇

 

「チャニョル姫、その愛らしいお顔を

もっと私に見せて下さい。」

 

ベッキョン皇子はもう片方の手を

チャニョル姫のお顔にそっと添え

ご自分の方へ向けられました。

 

詩歌管弦に優れ

何人もの求婚者がいたにも関わらず

なかなかご結婚なさらない姫君

と聞いていたので

さぞや気位の高い冷たい女なのだろう

と思っていたが、

全く傲る様子は無く

何と可憐で可愛らしい姫君なのだろう

とベッキョン皇子は思っておりました。

 

さて、

今宵こそはそろそろ

とベッキョン皇子が姫君を抱き上げようと

なさいますと、

ん?

 

これはこれは

なんと背の高い姫君であったことか。

ベッキョン皇子は

ここで初めて気付いたのでした。

なかなかご結婚なさらないのは

この背の高さ故か・・・

 

チャニョル姫は恥ずかしそうに

ほんのり桜色だった頬は

紅を塗ったかのように

みるみるうちに赤くなりました。

 

ベッキョン皇子がそっと

抱えた姫君の脚を下ろすと

こう仰いました。

 

「私と並ぶことで

姫君の美しさがより輝きを増しますね。

私は都一の美男ですから。

そして姫君はそれに相応しい

都一の美女でいらっしゃいます。」

 

 

私の長身に呆れられたのだわ

と恥ずかしく、悲しい気持ちに

なられていた姫君は

ベッキョン皇子の機転の利いた

このお言葉をお聴きになられ

 

私の長身をこのように仰って下さるなんて

なんてお優しい方

とお思いになられ

そして

クスッとお笑いになりました。

 

『そのようなこと、ご自分で仰るなんて。』

 

『私はともかく、皇子様は確かに

都一の美男でいらっしゃいますわね。』

 

 


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この夜

こうしてお二人はお心を通わされ

 


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めでたく夫婦となられたのでした。

 


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🌹

 

チャニョルさんは作詞作曲をなさり

色々な楽器を演奏なさることが

お出来になりますので

詩歌管弦に優れているという設定にし、

不憫はチャニョルさんによくあること。😅

 

ベッキョンさんは歌のお上手なことと

ダンスでも魅せるメインボーカリスト

ですからその舞は老若男女問わず

魅了なさるという設定。

ローリンローリンを思い浮かべながら。

チャニョルさんのローリンローリンは変態。😅

 

 

宜しければこちらもお読み頂ければと

存じます。


嫁ぐ~ベッキョン編~ - EXOに心奪われて❤️

 

 

ここまでお読み頂きまして

ありがとうございました。

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