EXOに心奪われて❤️

I think about you 24/7 and pray for your health and happiness.with a lot of love. I spell my love for you. I love EXO , Roses and The Tale of Genji.

貴方と読みたい ギョンス編

~世子様な料理人~



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こんばんは。

聖葉と申します。

 


 

 

 

以前から行きたいと思っているお店です。

TwitterInstagramを拝見して

楽しませて頂いております。

 

 

そんな憧れのお店に

もしEXOの皆様と行くことが出来たのなら

どんなに素敵かしら。

 

 

TwitterInstagram

ご紹介されている本があります。

その中から、読んだことの無い本ですが

タイトルと紹介文から

その本とイメージの合うメンバーの方を

私の勝手な見解で選ばせて頂きました。

 

 

🌹

 

 

お料理上手

と言ってはもはや失礼かも、だって

資格を取得なさったのですから。

お料理の先生、です。😊

 

そんなギョンスさんと読んでみたい一冊。

 

 

 

 


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でもさっきから彼が食い入るように

見つめているのは別の本。

 

 

 

 

 

「乾物?!さすが料理人!」

 

 

「でも、魔法使いの本の方が

 

夢があって良くない?」

 

と私が言うと

 

『料理人に指図するの?』

 

と言われ

二人で顔を見合わせて笑った。

そしてそれぞれの本を

二人で交換しながら読んだ。

 

 

読み終えて家に帰る途中、

本に書いてあったレシピが

彼の頭には入っているようで

スーパーに寄って買い物をした。

 

凄い、さすが料理人ね。

でも、何を作るのかしら。

 

家に着くと

早速何かを作り始めた彼。

 

テーブルのセッティングをしたら

私は出来上がるまでリビングから

彼を見ている。

 

彼が料理をするときは

私はキッチンには立ち入らない。

 


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時折私の顔を覗き込みに来ては

フッと笑って

またキッチンに戻って行く。

 

一人楽しそうに

にやけた顔をしているので

 

「なに?」

 

と聞いても

口元に笑みを浮かべ

相変わらず無言のまま

慣れた手つきで料理し続ける彼。

 

彼は何をするにも

いつもその眼差しは真剣。

作りながら軽く手を動かす、とか

おしゃべりしながら手を動かす、とか

出来ない人なのよね。

 

そんなところが好きなんだけれど。

 

私は楽しそうに料理をする

彼を見ているのが好き

そしてそれがとても幸せ。

 

 

『何?嬉しそうな顔して。』

 

 

今度は彼に聞かれて

私がふふ、と笑うと

 

『出来たよ。』

 

『今、着替えてくるから。

そうしたら出すね。』

 

「え?着替え?どんな趣向なの?」

 

 

そして、現れた彼は世子様仕様・・・・・

ていうか、世子様そのものなんだけど。

 

 


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え? いつ?どこで買ったの?

 

と聞けないくらい似合い過ぎていて

見とれてしまった。

 

と、突然彼にスイッチが入った。

 

 

『私が作ったものを

食することが出来るそなたは幸せ者だな。

こんな幸せな嫁は

この国でもそなただけだ。』

 

 

あら、

口調まで時代劇バージョンになってる。

しかも、凄い真顔。

 

こ、これは私も合わせるべき?よね。

て、嫁?

私、嫁なのね。❤️

 

 


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運ばれてきたのはスープ。

 

 

『どうした?飲まぬのか?』

 

 

これ、飲んだら倒れた方がいいの?

よく時代劇で、こういう器に

茶色い液体が入っていて・・・・・

 

え?

ギョンス、さっきとは違う。

微笑みさえも浮かべていないから

きっと・・・・・そうね。

 

 

「私に、これを飲めと仰せですか?」

 

彼は黙って頷く。

 

私は暫くその器を見つめていた。

 

『何を怯えておるのだ。

毒など入っておらぬ。』

 

私は顔を上げ

彼の目をやや睨みがちに見た。

 

『私がそなたのために作ったものを

飲めぬと申すのか?』

 

 


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『それ以上の無礼は、いくらそなたでも

見ぬふりは出来ぬ。矢を持て。』

 

 

(ギョンス~、

いつそんなもの仕込んだのよ。

でも、今日のギョンスはノリノリだから

暫く合わせよう。❤️)

 

 

「飲まねば射るおつもりですか。」

 

ギョンスの表情は変わらない。

 

「それとも飲めば楽になる、と?」

 

『毒は入っておらぬと申したはず。』

 

「ならばそのお言葉を信じて。」

 

私は恐る恐る、なフリをして飲んだ。

 

 

「美味しい・・・・・ん?」

 

『どうした?』

 

「ニンジン入れたでしょ。」

 

『解らないように摺りおろして

更に搾ったんだけど、よく気付いたな。』

 

「だって嫌いだもん。ギョンスだって

ニンジンあんまり好きじゃないでしょ。」

 

『て言うか!

せっかくいい雰囲気だったのに。

お前子供じゃないんだから

ニンジンごときで騒ぐなよ。

本当に射るぞ。笑』

 

 

「舌が敏感なのです。わたくしは。」

 

「ニンジンは嫌いだけど、

お出汁が色々な味がしてとても良い味よ。

ニンジンは嫌いだけど。」

 

『解ったよ。笑。ニンジンは嫌いて

二回も言うなよ。でも、ちゃんと出汁の味が

解るお前の細やかな舌の感覚は

いつものことながら感心するよ。

さすが料理人の嫁になる女だな。』

 

「ギョンス、いつから料理人なの?笑」

 

そしてちょっと改まって

 

「あ、ね、ギョンス。

私、ギョンスのお嫁さんにしてくれるの?」

 

『もう、気持ちは俺の嫁だけど。』

 

動じることなく

ハッキリとそう言うギョンス。

 

私は動揺しながら

 

「もっとロマンチックなプロポーズが

良かったな。」

 

と言うと

ギョンスが耳元で囁くように言った。

 

『一生、お互いだけを

愛することしか出来ない

魔法のスープだ。』

 

 

 

ギョンスが私にかけた魔法は

一生解けることは無い。

 

白雪姫になっても

眠り姫になっても

シンデレラになっても

いつも迎えに来てくれる王子様は

ギョンス、あなただけだから。

 


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ここまでお読み頂きまして

ありがとうございました。

画像、Twitterは全てお借りしています。

ありがとうございます。

 

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ギョンスペンさん、

もしお気を悪くされましたら

ごめんなさい。

あくまでも妄想ですのでお許しを。

ニョルペンですが

ギョンスさんも好きです。

彼の実直なところが。😊